ペンギンは寒くなくても大丈夫?
皆さん、動物園や水族館で野外に飼育されているペンギンを目にしたことはありますか?
彼らを見て疑問に思ったことはありませんか?
「ペンギンって、寒いところがいいんじゃないの?」
って。
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先日水族館へ行ったところ、何年かぶりにペンギンと出会いました。
快晴だけれども、暑すぎないのかしら?
▲木陰に入り船を漕いでいるペンギン
だって彼らって、南極に生息しているイメージがありますよね。氷の上で群れをなしていたり、海に潜って魚を採ったり。
しかしここにあったのは、芝生と小さいプールだけ。真逆です。
そこで気になった私は、ペンギンについてあれこれ調べてみることに。
すると、ある事実が発覚したのです。
地球上に存在するペンギンは18種類。
そのうち、主に南極に生息するペンギンは、コウテイペンギンとアデリーペンギンの2種類だけなんだとか!
他の種類のペンギンは、南極大陸周辺の島や、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど、様々な地域で暮らしています。
ペンギン=南極(氷があるところ)
ではなかったんですね。勉強になりました。
一般的に屋外で飼育されているのは、比較的暖かい地域に分布している種類のようです。
南極や周辺の島に分布する種類に関しては、室内飼育がほとんど。温度管理は必要ですが、流石に南極ほど寒くなくても大丈夫なようです。
ちなみに私が見たペンギンはケープペンギンといい、唯一アフリカ大陸に生息しています。
お腹にある1本の黒い線と、ゴマのような斑点が特徴。
▲何故か仲間の上に乗りたがるケープペンギン
暖かい地域に住んでいるのなら、そりゃ野外でも平気ですね。謎が解明しました。
~余談~
芝生に水撒きをされた際に、水がかかってしまったペンギンたち。それをブルブルっと全身を震わせて払っていたのが萌えポイントでした。
飼育員のお兄さん、見たくてわざとやってるんじゃねぇかな…